【メディアサイト株式会社の場合】

事業戦略推進と人財育成のための研修にBMGを採用

事業目標達成に向けて、全社一丸となって推進するために人財育成は不可欠

2000年の設立から15期を迎える映像配信ソリューションベンダーである、メディアサイトでは会社規模の増加に伴い、プロパー社員、さまざまな背景をもって参加してくる中途社員、4期連続で採用している新入社員との認識を共有させる必要性を感じていました。
その為にも、組織の拡大と共に事業目標達成に向け全社員一丸となるには社内コミュニケーションの活性化が必須と考えていました。
そこで、集合研修をトリガーとして、風通しの良い、社員が自発的に行動できる会社の文化を築いていく大切さを共通する手法として、ビジネスモデルジェネレーション研修の採用を決めました。

執行役員 営業部長 南 常治 氏

執行役員 営業部長 南 常治 氏

全社員参加のビジネスモデルジェネレーション研修

ビジネスモデルジェネレーション研修は、営業や技術の枠を超え、全社一丸となってビジネスに取り組んでいくために共通言語を身に着け、ビジネス環境の共通認識を育み、実ビジネスが円滑に実践できるスキルを身につける事ができると、執行役員 営業部長 南氏は導入の理由を説明します。
一方的に受講する研修とは違い、ワークショップでは実践的にビジネスモデルキャンバスを作っていく、メンバーは営業・技術といったディビジョンをミックスする事で、多角的な視点から自社の優位性を分析する事ができます。研修の最後に各グループが行った発表では既存のビジネスモデルではなく、新しいビジネスモデルを創らなければ、といった意見が多数出たこと、自社のビジネスモデルを可視化していくツールとしても有効で、継続的に活用していく大切さにも気づかされましたと、研修の成果に満足されているようです。

実践的なワークショップやディスカッションで理解を深める

実践的なワークショップやディスカッションで理解を深める

しかし、一方で研修を企画している教育担当の大木氏は、ワークショップでキャンバスの活用方法は学ぶことが出来ても、継続的に個々人が使い続けなければ効果はないのでは?とも危惧していました。
この心配は半年後に2回目の研修を行った際に顕著に出る事となり、理解力にも個人差はありますが、研修を見ているとワークショップの際に積極的に意見を出している理解度が深い社員と、そうでない社員の温度差がまるで違っていました。
そこで、個人が主体的にキャンバスをつくれるように、ビジネスモデル・ユーという、自分自身をビジネスモデルに当てはめて考えるという研修を追加する事にしました。
ビジネスモデル・ユーは自身の優位点や弱点といったポイントをワークショップのなかで客観的な視点で分析するスタイルを取り、自身の今後のCDPを考えるような感覚でキャンバスを作っていくことができます。しかし、この研修については、成果を発表させることはせず、自分でキャンバスを保管し見直しながらキャンバスを重ねていく、主体性に任せました。
また、この研修でのファシリテータは、専門家ではなく教育担当が中心に行った事もあり、果たして導き方が正解であったのか?という疑問も持つことになってしまったのです。
研修担当としては、研修内容を実務に活かしてもらいたいと考えますが、受講者は自分のスキルとして正確に理解し、正しく実践できる自信が持てません。
その双方の悩みを解決するために、自社ソリューションを活用できないか?と考えました。
映像はe-Learningコンテンツとしては、多数の実績がありましたが、プッシュ型のコンテンツ提供方法が主でした。
そこで、映像コンテンツに双方向性を持たせる事ができれば、研修担当と受講者の目的意識が共通化できる。
インタラクティブなe-Learningの導入を実施しましたと、教育担当の大木氏は経緯を説明します。

社内教育に積極的にICTを活用

昨今は高等教育においても反転授業の重要性が高まっていますが、まずは基本の研修を受けた社員に対し、講師の概要説明をいつでも映像コンテンツとして復習して、視聴する事が可能な環境を作りました。
これはe-Learningで現在行われている事とあまり差異はありません。この先が重要で社員からの反応や正しい判定や評価をする為にICTを活用する事にありました。
そこで、メディアサイトの新しい機能の一つであるデスクトップレコーディングを使い、ビジネスモデル・ユーで自身のキャンバスを全員にプレゼンテーションとして映像コンテンツ化してもらいました。これは、自身のアカウント(My Mediasite)をサーバ上に作成する事で、自分だけの領域にコンテンツをアップする事ができます。講師や管理者といった特別な権限を持つ以外の人から見られる心配がありません、これは当人にとっては非常に重要です。
そして、講師は権限の設定により全員のコンテンツを閲覧可能ですから、そのコンテンツに対して評価やアドバイスをメールで通知します。受け取った社員は修正したキャンバスをもとに再度プレゼンテーションをコンテンツ化し、アップロードしていく工程を繰り返します。
システムを利用する事で、時間や場所に制約を受けず、講師はどこからでもアドバイスを送れますし、社員は環境に左右されず自分のペースで自身のキャンバスがブラシュアップされていくことを体感していきます。
研修成果を可視化させる事で、スキルアップを実感し実務にまで活かせると社員からも好評です。
また、教育担当者としては、研修成果をデータとして蓄積する事でナレッジマネージメントとしての活用も期待ができます。

蓄積された研修成果から検索機能を使い、アダプティブラーニングのように個別学習のプログラムの設計や研修の問題点の抽出・今後の研修の改善点といった分析にも活用できます。
やはり教育にはFace to Faceが最も効果的であり、顔を見ながらの研修が我々の組織規模では重要とは考えますが、時間や場所に縛られずに行えるICTを活用した研修は、受講者にとっても運営側にとっても今後は欠かせないでしょう。
当面はHybridでWebと対面の双方で研修は実施しますが、個別にしっかりと成果を評価するにはインタラクティブな研修は重要で、受講者の満足度やコミュニケーションを活性化させる為には映像はキラーコンテンツになると考えます。
今後は研修のラインアップを増やしていきたいと大木氏は述べています。

自席や出張先からもプレゼンテーションの録画が可能

自席や出張先からもプレゼンテーションの録画が可能

映像によるコンテンツ視聴は、事前・事後いつでも可能

映像によるコンテンツ視聴は、事前・事後いつでも可能

メディアサイト株式会社

設立年月日:2000年12月8日
従業員:47名(2014年4月1日現在)
主要株主:Sonic Foundry, Inc.
事業内容:授業収録・Webcasting専用システムの販売
授業収録・Webcastingのトータルソリューション提供
授業・講演会・ウェブセミナーの収録及び配信サービス

Mediasiteシステム

全世界で2,500のユーザーを超える世界標準の映像配信システム
国内120を超える高等教育機関、250を超える会社・組織が採用

講師紹介 今津美樹 ウィンドゥース 代表取締役 ITアナリスト

米国系IT企業にてマーケティングスペシャリストとして長年の実勢と20か国以上におよぶグローバルでの経験によるマーケティングアウトソーサーウィンドースの代表を務める
ITを活用したマーケティングに関する講演・企業研修など幅広く活動し、ITアナリストとしてのラジオ解説、執筆活動・解説・書評等多数「ビジネスモデル・ジェネレーション」のワークショップ、セミナー実施の他、原著者ティム・クラーク「ビジネスモデル・ユー」日本代理店として日本における普及推進も行っている。
明治大学リバティーアカデミー講師。