【マツダ株式会社の場合】~業務効率・知的生産性の向上に Mediasite を活用~

業務効率・知的生産性の向上に Mediasite を活用

ストレスレスな環境を整備して利用を促進

自動車メーカー・マツダのインフラシステム部は、全社員の業務効率・知的生産性の向上を図るため、持ち運び型の「Mediasite ML Recorder」を活用しています。Mediasiteの利用にあたっては、ストレスレスな環境を整備。初心者向けのシンプルなフローと、上級者向けのカスタムなフローの2種類を用意し、社内のさまざまなニーズに応えています。

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マツダ株式会社
インフラシステム部
新出 和雄氏

風通しの良い企業風土を支えるインフラシステム部

マツダはロータリーエンジンを実用化するなど、高い技術力が評価されている自動車メーカー。「Zoom-Zoom =創造性と革新性で、子供の時に感じた動くことへの感動を持ち続ける人々に『心ときめくドライビング体験』を提供する」をコンセプトとして、新たな商品の開発に努めています。最近では、ガソリン車向け量産エンジン世界最高圧縮比 14 の「SKYACTIV-G」、ディーゼル車向け量産エンジン世界最低圧縮比 14 の「SKYACTIV-D」といった燃費効率の高いエンジンを開発。停止中にアイドリングをストップさせる「i-stop」を搭載するなど、環境への配慮にも力を注いでいます。このSKYACTIV 技術の集大成として発売されたマツダ CX-5 は、2012 年に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

広島のマツダ本社

広島のマツダ本社

こういった乗って楽しい車、環境にやさしい車を創造する風通しの良い企業風土を支えるのが、「ワークスタイルを革新し、全社員の業務効率・知的生産性を向上させる」ことをミッションとしているインフラシステム部です。フリーアドレスエリアを設けるなどワークプレイスの改革を行う一方、社内のコミュニケーションを強化するために 2006 年に採用したのが、持ち運び型の「Mediasite ML Recorder」です。

「専任で人をつけることはできませんので、ユーザー自身がオペレーションでき、管理工数がミニマムなシステムを探しました。また、本社だけでも総延長が7㎞あり、移動が大変なので、ライブ中継を行いたいと思いました。アクセス管理や受講状況を確認できるログ取得も必要です。そういった要望にぴったりはまったシステムが Mediasiteでした」と、IT ソリューション本部インフラシステム部の新出和雄さんは導入の理由を説明します。

シンプルなフローとカスタムなフローを用意

2006 年に持ち運び型の「Mediasite ML Recorder」を導入して、最初に取り組んだのは入社式など全社的なイベントの配信です。年に4回程度、広島本社だけでなく、東京本社や横浜、防府などの拠点にライブ配信してきました。

「ものすごくシンプルな仕組みで、ものすごく使いやすく、簡単にコンテンツができるので、各部門に展開していけばいいのではないかと考えました」とのことで、2009 年からはインフラシステム部のスタッフが収録を行う形ではなく、各部門の担当者が自ら収録する形に切り替えました。インフラシステム部は機器の貸し出し、活用提案、コンテンツの管理・配信を行う形です。

「撮影対象となる業務内容は、その部門の方が一番ノウハウを持っているので、それを活かしつつ、私たちの持っているMediasite のノウハウを渡し、双方向でメリットがあるやり方をとっています」。

実際に各部門の担当者とコンタクトする際には、マツダ仕様に落とし込んだサービス説明資料に基づいて話を進めます。また、とにかく配信したいという人向けのシンプルなフロー、複雑な処理をしたい人のためのカスタムなフローの2種類を用意していることも特徴です。カスタムなフローを利用すれば、字幕作成や英語版作成、デザイン変更、プレゼンターの情報提供など、Mediasite のさまざまな機能を簡単な操作で自由に使うことができます。

「ストレスレスな環境を作って提供することに努め、IT の専門用語を使わないで、シンプルなサービスメニューで説明する形にしています」と、あくまでも利用者に配慮した説明を心がけています。その一方で、機械の取り扱いが苦手な担当者に対しては、慣れるまで収録・編集の立ち合いをするといった心遣いも忘れていません。

Windows 7、Office 2010 の教育にも活用

現在、Mediasite を利用しているのは 20 部門。当初は、各部門の行事に Mediasite を活用するよう働きかけていましたが、今では各部門が自主的に利用するようになっています。「最近はどのようなものに Mediasite の効果があるのかがわかってきて、社内に広報したいことがあると、勝手に予約を入れて借り出しています。サーバーへのアップロードが簡単なので、翌日には次の利用者に渡すことができます。各部門の担当者はログの数字を見ながら、より良いコンテンツ作りに燃えています」と新出さんは話します。

windows7、office2010 の教育にも活用

このうち国内営業部門では、新型車が発表されると設計者を呼んできて収録・配信しています。「パワーポイントを見るのと違って、設計者本人の口で語られるので設計の意図が伝わるのです」とのことです。また、社内での各種講演会の配信、休憩時間に行う体操の配信など、さまざまな用途に Mediasite が使われています。

全社のパソコン環境を windows7と office2010 に切り替える際にも、Mediasite は大きな力を発揮しました。2ヵ月に1回、集合教育を行う一方、講習会に来られない人のために Mediasite を使って、それを配信したということです。「2年かけて切り替えたのですが、windows7や office2010の使い方を教育する際、Mediasite の活躍する場がたくさんあったと思っています」と、新出さんは Mediasite が大きなメリットをもたらしたことを強調します。